ここ数年欲しいと思って探していたお人形がやってきました。
ヴィンテージのタイニーベッツィー
状態もよくかわいい子ですが、古いお人形だかってメンテナンスしたいところもチラホラ。
このまま可愛がるのか、綺麗にしてみるのかも含めてヴィンテージドールの良さを楽しみたいと思います。
ヴィンテージのベッツィーとは・・・
ヴィンテージドールは100年は立ってないけど新しくもない年代物のドールたちということで1900年代ごろのものほとんどだと思います。このヴィンテージさんがいつ頃のものなのか・・・
購入時の前オーナー様からは1950年~1960年ごろのドールかなぁと思われるとのことでした。

お洋服自体はかわいいんだけど、かわいい女の子なのになぜ子の服?というのが昔ドールあるある。
マダムアレキサンダーのお人形を思い出すデザイン。似たような素材と色合いの男の子のドールがいくつかいたことがあるような気がします。あまり着ないなぁと思いつつも当時がお洋服がセットでお迎えできたのはラッキーです。
ベッツィーにありがちの顔の横のピンもついてました。このピン跡がついてたり、溶けていてお顔に跡がついていたりとあまりいい思いはしたことないので、私はすぐに外してしまいます。

ちゃんとスリープアイも健在です。年代物なだけあって若干固めなので、身体を起こしたときに開かない時もあります。手でやさしく瞼をさわると開きます。
眉毛もリップ、チークなどのメイクも綺麗に残っています。私はヴィンテージさんの目を閉じたときのお顔が好きです。少し微笑んでるようですよね。

ボディの状態は溶けもなく綺麗だと思いますが、やはり年代は感じます。そこがヴィンテージドールのかわいいところ。

ボディは若干の股にひび割れ。元々ここは割れているところですが、新しい子は綺麗に接着されている程度の違いです。ちゃんと自立するのですが、若干足が緩いので直したい・・・けれど解体の際に壊してしまったらいまの状態でも綺麗なのにと悩むところです。取り扱い注意ですね。

髪の痛み・・・これもヴィンテージベッツィーの特徴。まず髪の毛が今流行のの柔らかふわふわとは逆のしっかりコシがあるタイプ。植毛ではなくウイッグ貼り付けタイプなのでウイッグの根本の接着剤跡が汚れていたりするのがよく見かけます。ここは今後綺麗にしてあげたいところ。
ドールの比較

近代のドールとの違いはこんな感じ。肌の色は個体差もあるのですがヴィンテージの子は透き通るような雰囲気がかわいらしいです。目もなんだかつぶらな感じです。
かわいいのでこれからお洋服を着せて楽しんでいく予定です。
ヴィンテージのベッツィーは個体差があるので今後綺麗にしてあげるか、どこまで直すかを悩み中でそこもお人形遊びの楽しいところです。ヴィンテージベッツィ―の丁寧なお直しの解説がDollybird Vol32に載っています。
・本体の分解の仕方
・カラーパテでひび割れなどの直し方
・ウイッグのお手入れの仕方
・メイクの直し方
・再度組み立ての際のポイント など丁寧に解説してあります。
丁寧なので自分でもできるかも、と思いつつも小さなお人形なので難しいので、壊したら困ると思いまだ実践に移せていないので悩み中です。できればちかいうちに実践してご紹介できればと思います。